参考対象
ドーモミ=ナサン
やき=うデス
今回はブレークインのやり方っぽいものを解説します
「少しでもミニ四駆を速くしたい、でもやり方は解らない」という初心者向けという事で
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どうでもいいこと
1周年で貯めてきた虹石が進化を発揮し、
キタサンブラック当たったったw
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ジャンプメニュー
・ブレークインって何?
・ブレークイン有無の差
・ブレークインのやり方
・ブレークインすると何故速くなる?
・ブラシの種類によってやり方が変わる
・金属ブラシのブレークイン
・カーボンブラシのブレークイン
・ブレークインの研究は開けた方が速い
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ブレークインって何?
慣らす、仕込む といった意味です
乗用車でも新しいタイヤに変えるとブレークイン40㎞走行が基準でしたっけ・・・?
円状の物は真価を発揮するのに真円にする必要がありますが
まぁ円周率の計算でも割り切れないくらい真円とは難しいものです(関係ないけど
そこで回転しながら余分な凹凸を無くす行為が円状に対するブレークインということになります
ミニ四駆でもギヤ、電池、モーター等にならし作業をすると速度が上がったりします
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ブレークイン有無の差
動画にてノーマルモーターをブレークインして比較してみました
検証方法
ミニ四駆スピードチェッカーの時速計測を用いて
ブレークイン前と後をそれぞれ検証
最高速度、最低速度、アベレージ(最も維持した速度)をそれぞれ計測した結果
全体的に上がっているので
間違いなくブレークインは行った方が速くなります
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ブレークインのやり方
以前ミニ四駆をやっていた方ならマシンをスプレー缶に固定し
空回転させるといった方法など思い当たるかもしれませんが
簡単な話、モーターを空回転させる
とは言え何分くらいやるのか
近年だと何ボルトでやればいいのかなど
人それぞれというくらい方法が色々ありますが
今回は私がやっている方法で解説していきます
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ブレークインすると何故速くなる?
モーターには回転する部分と固定させている部分がありますが
通電させる為のブラシというパーツと
コミテーターと呼ばれるブラシと通電する為の丸みがかった鉄板があります
コミテーターは軸と共に回転しながら電気を受け取り
ブラシが外装のケースと位置を固定させた状態で回ります
ブレークインという作業の目的は主に
ブラシとコミテーターを摩耗させたりすることで
双方の接触面積を上げ、通電量を多くするという事になります
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ブラシの種類によってやり方が変わる
ブラシとはモーターの回転するコイルに電気を伝える為のパーツで
モーターのブレークインでは主にこのパーツを削る事により速度が上昇します
金属ブラシ
チューン系の低回転モーターに使用されています
耐久性が低いのですがブレークインが速く終わるのが特徴です
電池の性能差の影響を受けにくい為昔のミニ四駆公式大会では
金属ブラシ搭載モーターが基本とされていました
カーボンブラシ
ダッシュ系の高回転モーターに使用されています
耐久性が高くカーボンという硬い素材の為長くブレークインをする必要があります
電池の性能差の影響が良く出る為、電池毎の個体差等のステータスによって
速度を上げて行くことが可能です
またダッシュと名前が付いても一部金属ブラシ搭載しているものもあります
手持ちのモーターをチェックしてみてください
金属ブラシ搭載モーター(PROシリーズ含む)
・ノーマルモーター(キット付属のモーター、AOパーツ)
・ハイパーミニ
・レブチューン系
・トルクチューン系
・アトミックチューン系
・ライトダッシュ系
・ハイパーダッシュ2
・ハイパーミニ
・レブチューン系
・トルクチューン系
・アトミックチューン系
・ライトダッシュ系
・ハイパーダッシュ2
カーボンブラシ搭載モーター(PROシリーズ含む)
・ハイパーダッシュ3
・ハイパーダッシュ
・マッハダッシュ
・パワーダッシュ
・スプリントダッシュ
・ウルトラダッシュ
・プラズマダッシュ
・ハイパーダッシュ
・マッハダッシュ
・パワーダッシュ
・スプリントダッシュ
・ウルトラダッシュ
・プラズマダッシュ
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金属ブラシのブレークイン
金属ブラシのブレークインは
コミテーターと呼ばれるブラシが接触する鉄板を削って速度を上昇させます
金属ブラシの特徴として耐久性が低い為、長くブレークインするとかえって寿命を削ってしまいます
そこで速攻で削りきる為に高電圧でブレークインします
コンビニやらスーパーやら意外と置いてある9V電池
9V電池で10秒を正回転と逆回転を1セット
2,3セット程で仕上げます
又はモーター音が上がり回転数があからさまに上がるまでという方法もあります
コミテーターとブラシを簡単に図にすると
上記の様に接着面積が広くなります
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カーボンブラシのブレークイン
カーボンブラシは耐久性が高く長く使える反面としてなかなか削るのが難しいのが特徴が故に・・・
初心者から上級者まで(たぶん)
上記の様に上手く削るのには毎回頭を抱える要素かと思います
そもそもどうすれば削れるのか
どうすれば綺麗に出来るか(接着面積に影響する為
どうすれば要領良く出来るのか
等々・・・
やり方が人それぞれだけに解らない状態
ただし、個人的に絶対に
「カーボンブラシのモーターにやらない事」
が2つあります
・電圧3V以上でブレークインしない(推奨電圧0.5V~1.5V
・逆回転慣らしをしない
・電圧3V以上でブレークインしない(推奨電圧0.5V~1.5V
金属ブラシとは逆でコミテーターの焦げ付く事により消費電力が無駄に上がるだけでなく
減速の原因にもなります。しかもカーボンの焦げ付きの場合は中を開けずに落とすのが非常に困難です。
また、ブラシが弾く為に上手く削れないどころか斜めを向いたりと
ブラシの形状が全く定まっていない状態で高速回転させると
ブラシが安定した状態で走らせられなくなったりします
カーボンブラシをブレークインする時は
弾かない様に「ゆっくり、ズリズリ」と削って行くのがセオリーなのだとか
・逆回転慣らしをしない
これもまた金属ブラシとは逆でブラシの端が欠ける可能性がある為
せっかく広げた接着面積をあえて減らす行為になりかねません
良く削れるのは確かなようですが接着面積を減らしてしまうと本末転倒です
※追記:砥ぎ用オイル込みにて逆回転でRPMが上がったケースがありました
当記事ではあくまで私個人のやり方として紹介している為、不明な点もございますが
一例としてご参考いただければ幸いです。
大まかですが私が聞いたことある方法はザックリと3つ
①1.0V~1.5Vで2日間程行う
②1.0V~1.5Vでオイルを差し込み 2,3セット程行う
③1.0V~1.5Vでぬるま湯に浸した状態で2.3セット行う
①1.0V~1.5Vで2日間程行う
最もシンプルな方法です
2日間かけまくるというよりは
48時間分回転させるという発想が近いかもしれません
が当然時間がかかる為、中には断続的に4日5日とかかる方法の為
もう少し効率の良い方法が無いかと今日でも研究されている方が居る程な・・・
②1.0V~1.5Vでオイルを差し込み 2,3セット程行う
エンドベルと軸受けといったモーターピン擦れる場所、コミテーターに通電性の高い金属オイルを多めに指して10分~15分くらい行う方法
金属オイルの品によっては効果がまばらになる為確実性には欠けますが
人によっては確立された方法もあるので色々試すのも良いやり方かと思います(要約:実験あるのみ
③1.0V~1.5Vでぬるま湯に浸した状態で2.3セット行う
俗に言う「水中慣らしブレークイン」と呼ばれるものです
故障のリスクもありますがコツを抑えておけば
経験上故障したことはありません
調べれば動画等出ると思うので
詳しいやり方はお調べ頂ければと思います(私の発案でも無く、実践記録としての記事では無い為
強いて言えば
ぬるま湯は、沸騰したお湯と水を1:1で混ぜるとそこそこ良い温度になります
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ブレークインの研究は開けた方が速い
最後に
インターネットの普及やミニ四駆関連のサイト等の情報源を調べるのも手ですが
一番手っ取り早いのは
「手持ちの速かったモーターの中身を開けて目視で確認してしまう事」です
一番はピーク時を調べる事ですが
流石に勿体無いので、ピークが過ぎて遅くなったモーターを
開けるのが一番良いでしょう
逆も然りで、何故か特別遅かったモーターも調べてみると
経験上
ブラシが欠けていた、斜めに削れていた、何か引っかかっていた
といった
何かしらの原因も反省材料としてブレークインの方法を少しづつ改善させる事が
出来るようになるかなぁと思います。
過去の動画に開け方載せてまする
それでは今回はこんなところで
オタッシャデー
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