”やき=う始めました”がミニ四=駆始めました

ミニ四=駆を始めました やき=うデス ミニ四駆に関するアレコレやノウハウ的なものを適当に書いてます。YouTube制作もしており、動画連結記事も取り上げていきます。 静止画と動画の両面から確認出来る何かを作っているのでよろしければご利用ください

カテゴリ: ミニ四駆 基礎

参考対象

初心者向け0.1B-MAX0.1GTA0.1オープン0.1中級者以上

ドーモ

ミ=ナサン



今回はローラーの件の話があーだこーだと出てきたので

基礎知識含め
公式戦でのルール変更の件等を


いつも通り
間違っていたらスマソ・・・
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ジャンプメニュー

・ローラーとは
・基礎知識
・メインがプラかアルミか
・側面素材
・ボールベアリング
・装着に関する知識
・なんか最近変わったので

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ローラーとは

画像1


近年では主にフロントとリヤ(昔はフロントとサイドがテンプレだったりした)に付いている楕円形、又は円柱の形状をした
操作機能を持たないミニ四駆ではコーナーをスムーズに曲がったりする為のパーツで
実車におけるハンドルの代用と言っても過言ではありません

プラスチック(主にABS樹脂)、アルミがメインでボールベアリング入りのものがある

縦に付けてモヒカン対策、ルックス重視として重りの代わり等
意外な用途で使用されていることも

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基礎知識

ローラーってだけでも結構種類が多く、
色付きのものは装飾品としての用途もあり人気の高いものも


しかしザックリとまとめてしまうと

・メインがプラかアルミか
・側面素材
・ボールベアリング
・装着に関する知識


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メインがプラかアルミか

画像2


メインの素材とはローラーの大半を占める素材で
主に根本の固定制や柔軟、剛性に関わってきます
プラ製(主にABS樹脂)かアルミ製の2択くらいです


メイン素材の主なステータス
価格 硬さ 安定性 耐久性
プラ 安い 柔らかい 低い 低い
アルミ 高い 硬い 高い 高い

価格
そのままですが
ローラーとは一台のマシンに対して複数装着するものなので
予算との見合わせ結果として安い方を選択することもあると思います

硬さ
これもご理解頂けると思います
単純にプラとアルミの比較だとプラ性のが柔らかい
しかしこの後それによって生じるものが


安定性
ローラー単体における安定性とは役割をこなす為の精度
正しい円として回せるかどうかという事
特にプラ素材の場合、ビスで止めた根本のグラつきが生じる為

画像3


速度がそこまで出てないチューン系モーターを使用しているうちは大きく変わらない様に思えますが
高速化してくるとスラスト角の保持やグラつきによってローラーが壁を転がる際にウェーブ状態になってしまう為減速の要素となります(狙ってやるのもまた一考
「安定性が高い」とは遅くなる事ばかりではないんです


耐久性
シンプルに壊れやすいかどうか
しかし曲がったり割れたりした場合も安定性を損なう要因なので
減速したり、壊れたりするのが如何に早いか的な項目



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側面素材

主に直接コースの壁に当てる素材
メイン素材と統一しているのもあれば違うローラーも存在します

画像4



側面素材の主なステータス(新品無加工を前提)
コーナー速 衝撃吸収 スラスト角に対する安定性 縦滑り
ゴム
プラ
アルミ 中(実質、中の上くらい?


コーナー速
回転軸とは別に側面素材でマシンの速度が変わる
主にコーナーを抜ける際が多いことから基本コーナー速と呼ばれる

考え方としては主にコースへの摩擦量なのじゃないかなぁと


衝撃吸収
側面素材のみの衝撃吸収
ローラーとコース壁が弾かれコーナーでのマシンの挙動を落ち着かせる様にする
(恐らく安定性という言葉に含まれている
近年ではギミックによって受け流すことが多い為あまり気にしている方は少ないのではないでしょうか
リジット(固定バンパー)を組む時の参考になる程度かな


スラスト角に対する安定性
主にLCを抜ける等、スラスト角に対してマシンの挙動を抑える(揃える)要素の精度
プレイヤー用語でローラーにおける「食いつき」と呼ばれる(多分
摩耗によるエッジの発生による結果もある為
ステータスの表では前提条件として新品を想定しています

縦滑り
スラスト角の影響に対してコーナー速を変動させる要因
縦方向への滑りを活用するとスラスト角を活かしながら余分な押さえつけを逃がす事があります(多分

尚、バーニングチェンジャー等でコーナー速だけ上げれば良いレイアウトなら
素直にスラスト角下げた方が速い模様

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ボールベアリング

ミニ四駆パーツ単体ではカーボンプレート系の次に高い?ボールベアリング
アルミローラー系にはほぼ内蔵されている
ボールベアリング入りのローラーはプラ性と比べても
重量はその分重くなるものの、回転精度が良く、ローラー軸の抵抗が低い


ベアリングローラーの種類とステータス
 価格       重さ   コーナー速 
ベアリング系  安め  ローラー径による    遅め
アルミローラー系  高め      軽め   速め
2段系  高め      重い    速め



ベアリング系
画像5


少し大きめなベアリングそのものをローラーとして使用するもの
重量があり、側面が広くコーナー減速が狙える
利点が少し残念っぽく見えるが
他ベアリングローラー系に無いローラー径があり
ローラー以外の使用用途も


アルミローラー系
画像6


使用率の高いローラー
ボールベアリング520(以下、520)にアルミ製の外枠を付けた形で限定品を含む種類が豊富
また、摩耗などにより520が駄目になっても着脱可能な為
繰り返し使える利点があり、使用率の高いローラー


2段系
画像7


使用率が高いローラーでボールベアリング520を二個づつ挟む形で使用する
520の負荷が少ない形状で
520の持ちが良く、回転の抵抗も少ない
デメリットとしては重い

また、近年出た2段低摩擦プラローラー13㎜×13㎜も同じ形状の為
別売りの520 ↓ の装着が可能となっている


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装着に関する知識

基礎的な事ですが中々初心者の方や子供だと上手く出来ていないケースも
説明書に書いてあることも含めて解説してみます

プラローラー系の装着

画像8


基本的にはローラービスか真鍮スペーサーを使用してビスの内径差を埋めます
低摩擦プラローラーを使用しても必ず内径にグリスを塗る、又はオイルを指しましょう

また、プラローラーはグラつきが多い為ワッシャー(大ワッシャー)を添える形で止めます



2段系は内径がビスとの幅が少ない為そのまま、又は付属のプラスペーサーで内径差を埋めます
こちらもグリス、又はオイルを指す事を忘れずに


ベアリングローラー系

画像11


8㎜以上のベアリングローラーは
ベアリングローラースペーサー(大)を挟んで内径を固定します


アルミローラー系

画像12


ベアリングローラー系と同じく
ベアリングローラースペーサー(小)を挟んで内径を固定します

初心者ミスでよく見かけるのがスペーサー部分を表裏逆で装着しており
回りにくいどころかストップ状態になるケースに遭遇したことがあります。


2段アルミ系

画像13-1



外枠のローラーに支えとなる2段パイプを忘れずに挟みます
最後にベアリングローラースペーサー(小)を挟みます

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なんか最近変わったので

2022ジャパンカップより一部ルール変更がなされました
画像14


ザックリ言うとローラーの改造を規制するもの

それにより2段アルミ12‐13㎜等の側面素材をプラにする改造
通称マニローラーの使用が禁止されました

利点のいいとこ取りで速かったんだけどね・・・

また、プラローラーの内径を5㎜まで拡張し、520を埋める
内蔵ベアリングも使用禁止


お店や非公認の大会によっては1年くらい旧ルールのまま行う等の判断がちらほらと


追記:
色付き19mmオールアルミで公式戦出ましたが
側面中心が色落ちした摩耗ローラーが車検通りました
このことより

・側面の全面摩耗は怪しい
・ローラー径は計られそう

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とまぁこんなところですかね?

基本的な事+α(ぶっ飛んだ知識
程度のものですが

お役に立てば


では、オタッシャデー

画像:タミヤ公式HP
   




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参考対象
初心者向け0.1
ドーモ!ミ=ナサン


やき=うデス



たまには初心者向け向けも更新しないとなぁと思いモーター紹介とか知識とか

話します

縦長くなるかも






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IMG_7766


まずは本当に初心者というか
これから始める方や始めたばかりでよくわからない方
子供の頃にやってたけどまたやりたいという大人の方向け



近年のミニ四駆では現在大きく分けて二つのモーターがあり

昔からある片軸と2008年頃から出た両軸と言うもの



MSシャーシ登場により、まったく違う駆動方法が存在するため
購入時はご自身のマシンがどちらに該当するのかを把握しておきましょう


該当ですがザックリしていて

・MSシャーシ
・MAシャーシ

上記が両軸モーター(取り付けるとモーターの位置が車体の真ん中に来ます)

あとは全部片軸です

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付属品モーターから付け替えて速くしたい!
でもどのモーターがいいか解らん!

中級者以上の間で話されている議論の一つで
この議題がよく出ます

でも大きく分けて2種

トルク、又はハイパー




トルクに付け替える場合
親子で楽しんでおり、怪我や破損の心配無く、のほほんと遊びたい方や
大切なマシンをコースアウトで傷つけたく無い方向けでしょう

ギミックマシン化やパーツ改造に慣れていない
又は予定の無い方は無難に楽しめるかと思います



ハイパーに付け替える場合
コースで見たクッソ速いおじさんやにぃちゃん達www
彼らの様に速くなりたい!
という向上心ガンガンな方向けでしょう

もうジャンジャンコースアウトしましょうwww
壊れたら直しましょうwww
最早前提条件です

ある程度速度慣れが必要で感触と言いますか
「この速度でこのセクションは入らない」と言うのを覚えましょう

後は調べて対策を打つの繰り返しです

まずは
「この速度で完走する!速度を落とさずに完走する!」
                              を目標にしましょう

周りの人たちがもっと速いのに完走してるのであれば
答えはどこかに必ずあります

調べる内にギミックマシンである必要性を理解したり
抵抗抜きやトルク抜け防止とか始めると思います


私もこのやり方でした


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ではここから紹介


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ノーマルモーター(片軸と両軸)
金属ブラシ

ノマモとか呼ばれます 
基本キットに入っているものですが、現在ではタミヤ公式でAOパーツとして別売りでも販売されています
上級者でも使うべきかと思う1品でこのモーターでも速く車体を作れれば他のモーターでも十分通用するという考えで、メンテナンス用途としても使われます(他ノマモ限定大会など)



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レブチューン2
レブチューン2PRO(両軸)
金属ブラシ

レブと略称され 高回転、低トルクのモーター
私的には寧ろ上級者向けです(いまだにレブ専マシン作れない・・・)

車体の重さに対してトルク負けを起こすので
無改造だとノマモと変わらないとか言われますが
車体を軽く作るなどの工夫を施すことで高回転が生きて速度がグーンと伸びます



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トルクチューン2
トルクチューン2PRO(両軸)
金属ブラシ

トルクと呼ばれ 低回転高トルクと言われてます

見た限り最も使用用途多彩なモーターで
高難度レイアウトの使用率がかなり高いモーター


上級者はレイアウトチェック用にダッシュ系の高回転の前のチェック用として使ったり
コースアウト対策の減速要素としても使いますがそれでも結構速かったりします

高トルク、つまり持ち上げる力が強く、素組(買って説明書通りの組み方的な)の重い車体でもグイグイ持ち上げてくれます(確かエネルギー比率ミニ四駆って車のエンジンで4t引っ張る状態とか聞いたことある・・・)



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アトミックチューン2
アトミックチューン2PRO(両軸)
金属ブラシ

アトミなど呼ばれ 中回転中トルク
様はレブとトルクの中間

トルクチューンで無理矢理引っ張る作りの後はアトミで如何に速く作れるかが勝負になってきたりします
調整結果として使われる用途で使用率は低そうな気がします
大した事言えませんでしたスマソ


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ライトダッシュ
ライトダッシュPRO(両軸)
金属ブラシ

ライトと呼ばれ 高回転低トルク(くらいだったような)
ダッシュ系と言えばダッシュとは付きますが厳密に言うとチューン系の仲間かと思います

コミュテーターが特殊な形状をしており、金属ブラシなのにもかかわらずダッシュと名付けられた気がします

個人的な使用感としてはレブの上位互換のイメージ
たまーに当たりモーター引くとトルクがそこそこ高く高難度レイアウト攻略に一躍買うでしょう(2019JCはこれで走りました



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ハイパーダッシュ3
ハイパーダッシュPRO(両軸)
カーボンブラシ


ハイパーと呼ばれ 中回転中トルク
アトミの上位互換のイメージでとりあえず良いのでは?

中級者以上の方が使用用途によって切り替えるモーターで
両軸用は最もトルクがあると言われています

また年に一度JC限定ハイパーが販売されますが性能が全く違ってくるので実質別モーターでしょう



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パワーダッシュ

カーボンブラシ

パワダと呼ばれ 中回転高トルク

片軸のみしか存在しません
ハイパー3と比べるとトルクが高く
近年高難度レイアウトを走るのに車体の重量化をする為
片軸ではかなり使用率が高いと思います


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スプリントダッシュ
金属ブラシ

スプリントと略され 高回転低トルクくらい

マッハの片軸版と思う方も居るかと思いますが完全に違うモーターで
公式大会使用可能モーターの中で回転数が一番出るモーター

車体のコントロールが難しくなり、使える車体や使う人を選ぶ様なモーターですが
持ち前の高回転が凄まじい走りをしてくれます
小径超速スプリントダッシュコソサイソク・・・(解る人いるかなぁ?




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マッハダッシュPRO(両軸)
カーボンブラシ

マッハと略され 高回転中トルク
スプリントよりも回転数は落ちますがトルクがあります

恐らく全種モーターの中でも最も購入されているモーター(工場の都合や資源都合を除くと唯一近場の売り場で年中売切れてる

中級者以上の間で使用率が最も高く
現在では以前の様な低トルクでは無くなっている為に需要が一気に加速してます






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ウルトラダッシュ
カーボンブラシ

公式大会使用不可、高回転中トルク

公式大会使用不可な為に実は性能が昔のままの可能性が。。。
高回転は健在ながらも高熱になりやすい為管理が必要かと思います





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プラズマダッシュ
カーボンブラシ

公式大会使用不可 高回転高トルク

緑のギヤは気にせんでください・・・
ウルトラと比べるとトルクが高い

また唯一ブラシが着脱可能
別売りでブラシが販売されている





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と今回はモーター紹介でした

話題性ガン無視記事ですが辞書的な使い方が出来るサイトとしての役割も作りたいので



では、オタッシャデー









   やき=うデス



これからミニ四駆を始めよう!

さーて何を買おうかな!


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はい、そんなこと考えて家電量販店やおもちゃ屋さん行く人はそんなに居ませんね

大体の方は販売店(ミニ四駆ステーション)にたまたま訪れて


    「お、ミニ四駆だ!懐かしい!」

    
     子供「あれやりたーい」


と言ったケースが多いと思います



ある日のことですが、おばあちゃんが私に「どのマシンが良いんでしょうか?」と聞かれたことがありまして・・・

どうやらお孫さんに買ってあげる様です






子供の「あれやりたーい!」
というケースでお父さんも経験が無い・・・

となると私らの様な既にやってる方に聞いちゃえってなるんですね







というわけで今回は雑談テーマ

これから始める人に「どれがいいですか?」と聞かれた時の対処法





   いざ、聞かれると結構困っちゃうよね・・・


懐かしいと言ってる方は経験あるので各自お好きなものを選びますが

子供となるとね・・・


まずは切実にどのマシンがいいのか?と考えてみます


早速結論ですが

            



          最新!頑丈!後は好きなの!





特に10歳未満の子供はトミカ辺りの延長線のように結構雑に扱うこともあります

おそらくVSの様なテンプレ改造に補強を用いる様なシャーシだとフロントバンパーがバキッ
とかね・・・





最新のシャーシは旧代シャーシの反省点を踏まえてる場合が多いので悩まされた欠点も改善されてる事がある為ですね

例えばFM-AはARの頑丈さを持たせつつもモーターとバッテリー間の脆さが改善した工夫が見られます

いや、個人的にそう思いました





でも頑丈さや見た目でも決められないという事まで言われた時があるので

私の場合は

   「作りたいとかカッコイイと思ったやつ!  それでも悩むならMA!」



理由としてはまず頑丈


マッハやハイパーでガンガン走らせる
でもなけりゃバンパーも折れないと思います


両軸だから純粋に速いんですよね



素組み大前提で考えた場合
板に乗せていくイメージなので
MSよりも簡単ですし


MSと違ってモーター周りが堅いからトルク抜けしにくいでしょう






簡単ですがまとめ

  まず、見た目で決めちゃえ!それでも決まらなきゃMA!






2020年春にVZが出たらまた状況は変わる可能性もありますが・・・

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