”やき=う始めました”がミニ四=駆始めました

ミニ四=駆を始めました やき=うデス ミニ四駆に関するアレコレやノウハウ的なものを適当に書いてます。YouTube制作もしており、動画連結記事も取り上げていきます。 静止画と動画の両面から確認出来る何かを作っているのでよろしければご利用ください

カテゴリ: ミニ四駆 中級者以上向け

参考対象

初心者向け0.1B-MAX0.1GTA0.1オープン0.1中級者以上

ドーモ!

ミ=ナサン



やき=うデス



ジャパンカップが始まります

ある大会で知り合った方曰く

「僕、公式戦やったことないんですよ」

「はぇ~、半分お祭りみたいなものなので楽しいですよ」

「でも、5レーンの経験もないんです・・・」



最近始めた方も増えてきたなぁとつくづく思い

雑談的に書きたいと思います

間違っていたらスマソ・・・(定例文
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メニュー

・5レーンとは
・3レーンより5レーンのが硬い
・ギャップの影響を受けやすい
・5レーンは速度が上がる
・とにかく長い
・3レーンに無いセクションがある
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5レーンとは

株式会社タミヤ主催大会等で使われる

5台同時走行のミニ四駆コース

2023JC



ミニ四駆を嗜んでいる方なら殆ど3レーンに慣れているかと思いますが

恐らく使用している素材から

カーブの角度が違い、スロープに複数種類が存在し、バンク角度が複数ある為

心構えとして「全く別物」というくらいの気持ちで良いと思います


つまり、普段練習している3レーンでの感覚や知識等が通用しないことがあります



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3レーンより5レーンのが硬い

とにかく硬い・・・

屋外での設置や滞在時間1、2日程でトラックに積んで全国を回る為

店舗設置よりも移動と設置の回数が多くなる事も想定してるのか耐久性が高い

硬い事によって競技に影響する点として下記の通りかと思います


・3レーンと違い着地による反動を受けにくい、反面として衝撃はモロ受ける

 3レーンの場合、柔らかい為にDBやスロープでの着地時にしなってくれます

 このしなりはマシンへの衝撃を和らげる約割りもありマシンが壊れにくくなってたりします

 まぁその反動もあって再度の跳ね上がり易くなります
 

衝撃イメージ図




 一方5レーンの場合は3レーンと違いしなりが無いので

 コースによる再度の跳ね上げは起こりにくいのですが

 その分衝撃をマシンが受ける事になります

 重いマシンだとシャフトが曲がる危険性が・・・


対策
・ギミック化等によって剛性、柔軟性を上げておく

 マシンが破損する場合は多くのケースでCOによるものが多い為

 ギミック化することでCO率を下げると破損率が低くなります

 またシャーシの脆い部分をプレートの端材等で補強しておくと吉


・壊れる前提で割り切る、いつでもスペアパーツを持参する

 形あるものは何時か崩れるとは言え5レーンは3レーンの比じゃないくらい壊れやすいので

 スペアパーツ等の準備もしておいた方が良いでしょう


・5レーン専用マシンを作る

 5レーンと3レーンでは有効な改造が違ってくる事も

 個体を分ける事で普段の3レーンに影響しないように立ち回る事も

 その逆も然り


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ギャップの影響を受けやすい
 
 これぞ5レーン特有の現象で「5レーンが牙を剥く!」というのに相応しい要素だと思います。

 今年の公式大会でちまちま聞くギャップというのは
 
 レーンの繋ぎ目に生じるズレの事です
 
ギャップ
ギャップの一例、コーナー中腹の壁外側がズレが生じている


 3レーンでもギャップは起こるのですが、爪でカチッと繋ぐサポートが付いている事と

 素材が柔らかい為にガムテープで修正出来る上にマシンでギャップを押し切ってしまうことが
 
 多いので問題にならず、3レーンばかり走らせている方から見ると

 ギャップと呼ばれるものを知らない、気にしたこともない方が多いと思います




 3レーンは繋げる感覚でコースを設置しますが5レーンの場合は基本置いてコースを設置します

 つまり5レーンには爪等連結する為のサポートが無いので

 設置の際にヒューマンエラー、設置精度のミスが起こったりします

 硬いが故にガムテープでの修復も出来ず、マシンが押し切ろうとすると

 バチンッと衝撃を受け反動で反対方向に飛ばされます

ギャップ1


 この反動がコースアウトの原因を招く事があります



 今年のグランプリとスプリングではラビットホールだ!下りだ!という件について少し

 アイガースロープは成人男性の腰の高さくらいまで上り下りも腰の高さから落ちる(1mくらい)
 
 これほどの高低差の場合、少し曲がったマシンが走行すると弾き飛ばされ
 
 となりのレーンに落ちるという現象が今年のミニ四駆グランプリで良く見られた現象でした

 会場毎に差は変わるのですが大体こんな感じになってたり・・・?
 
下りアイガー

※解り易さ重視の為あえて極端に書いております、実際はもっと微妙な差だったりします


SP2

 恥ずかしながら自身の走行時(東京2D SP)

 完走しましたが、良く入ったなぁ・・・

 とにかく復帰し易く、壁のギャップと床ギャップに対応しやすく、
 
 反発を最低限に抑えたつもりで作りましたが、リヤの精度とスラダン設定が甘かった様に思います

 

 しかしこの事態、タミヤさんも良しとしていない様子で

 修正用のチップを土台の下に敷くという試みが見られています。
 
 会場による床の歪み、5レーンという重いコースの設置という作業を考えると多少のズレは

 起こってしまうものなのかなぁと

 ギャップを含めてのミニ四駆かと思います

対策
・低速で走る
 
 基本的にマシンの作製精度のズレ、柔軟性の無さがギャップを受けて傾き等を起こす

 この影響は高速であるほど大きくなる事が多いので低速で完走を目指すのも作戦の内です

 まぁそれでも高速で入れる人が出てくるものですが


・ローラー径を大きくする
 
 これに関してはタミヤの攻略ガイド等で良く乗っている対策法ですが

 ローラー径が大きいと壁から車体への影響が少なくなります

 優勝者の中には13㎜とやや小さめの方が居ますがこれは他パーツが影響してると思います


・重くしてギミックでねじ込む

 良くある対策の一つで重さで真っすぐ落とし

 傾きをギミックでカバーするのは有効な手段です

 ただ緊急手段を常時使うようなものなのでエラーひとつでCOしたりと

 
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5レーンは速度が上がる

 私個人、慣れてきているつもりではいますが

 今でも5レーンには特別感がありまして

 走行音、カタカタと細かな衝撃を受ける音、3レーンでは味わえないもので

 「うぉぉぉぉ!5レーンだぁ!」と内心 盛り上がってたり

 心無しか、自分のマシンもいつもより速くなった気がする・・・






 本当に速くなっていたりします・・・




 一番の原因としてはです

 3レーンの床は、傷等はあれど基本的にツルツル、あるいはサラサラした床です

 5レーンってザラザラしてるんですよ・・・



 ゴルフや野球で言うとディンプルが深い

 このザラザラが原因でゴム製のタイヤが良く噛むんですね

 つまりグリップが上がる


 ブレーキもザラザラに噛んで効き易くなる・・・を通り越して剥がれる危険性まであります


 速くなって

 ブレーキが壊れやすく

 コースアウトし易い


 帰って遅くするのが難しいのが5レーンの難しさなのでは無いでしょうか

 2020年ジャパンカップ以後はハイパーダッシュ、マッハダッシュ等のダッシュ系の
 
 速いモーターの使用率が上がってきましたが

 2018、2019年頃はトルクチューンやライトダッシュ等比較的低速のモーターの使用が

 多かったと思います


対策
・グリップを落とす

 ローフリクションタイヤが人気であるのが殆どコレ

 平面で速度を出して坂道で減速させる狙いでCO対策をする方が多いと思います


・スピードチェッカーとトルクチェック
 
 スピードチェッカーで速度を計測するのは有効な手段ですが

 実走と差が出ることが多いので常にモーターのトルクチェックはしておきましょう

 どこかの強い人が負荷付きチェッカーを使っているとか(すっとぼけ

 
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とにかく長い

 上記のレイアウト「バニーホップアメイジングサーキット」では
 
 全長190m程あるそうです(5周完走)

 3レーンと比べてもとにかく長い

 まぁ3周するのと5周するのでは長いのは当たり前なんですけどね

 必ずしも当てはまる訳ではありませんが参考として比較対象を



 ジャパンカップジュニアサーキット
  
 約19.88m(3レーン)

 家電量販店の無料走行可等のショートサイズレイアウト

 約60m~約80m(3レーン)

 専門店やレジャーとしての有料走行等の大型サイズレイアウト

 約100m~約180m(3レーン)

※各3.4店舗で検証、Twitter等の画像からトラフィックエディターで作成し計測



 つまり電池の使用方法やモーターの選別によっては
 
 走行中に電圧が落ちて速度が落ちます


 俗に言われる「電池がタレる」というヤツ

 ブレーキセッティングによっては前提とした速度で入る様に作りますが

 過度な減速はマシンの挙動を乱し、コースアウトを招く要因にもなります


 タレない電池作り、モーターの管理も要求されます

 
対策
・パンチ電池を使わない

 普段3レーンでのTAや大会で使う電池とは別の電池を使ったり等

 特に短時間に高電圧を目的としたパンチ型電池を使用しない様にしましょう

 速度が出ないと思いきや前項で説明した通り5レーンは速度が出やすいので

 500mA充電に放電をかけるくらいなので

 そんなに電池から速度を出そうとしなくても良い場合が


・消費電力の小さいモーターを使う

 モーターの個体差としてRPMを測定し書いておく等している方は良く見られますが

 消費電力も管理しておくと良いでしょう

 勿論、金属ブラシ系のモーターは比較的消費電力も小さいので

 モーター種の選別から判断するのも手です

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3レーンに無いセクションがある

 アイガースロープ、スラッシュバンク、ムササビチェンジャー、メビウスチェンジャー
 
 上げればキリがないくらい5レーンのセクションには多くのセクションが登場しています

 長年ミニ四駆をやっている方でも予測不可能な新セクションが出るのも5レーンの魅力の一つ

 
 しかし「3レーンでの20度バンクが大丈夫=5レーンでの20度バンクが大丈夫」という考え方は

 大間違いで

 5レーンではストレート、カーブだけでも距離が変わってくるので同じ20度傾けても

 距離が違えばアーチが変わります


 極端に言えば「全てが違う」が半分くらい正解です

 当項では対策を書きにくいので

 えのもとサーキット、P!MODELLABO等の5レーン用専門チェッカーがせめてもの

 対策法らしい対策法

 残りは経験と情報を使って想像で補う他無さそうな気もします(模擬コースを使うのも手ですが

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今回はこんなところでしょうかね

結局のところ体験してくるのが一番ではあるものの

5レーンは全国でも有数の店舗でのみ置いてあるが故に

想像でしかないという面が大きくなり勝ちかなぁと


それではオタッシャデー



画像:
アプリ「超速グランプリ」(一部
TAMIYAINCオフィシャルHP
TAMIYAINCオフィシャルYouTubeチャンネル




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参考対象
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タイトル

ドーモ

ミ=ナサン

やき=うデス




ミニ四駆グランプリスプリング東京2Dにて

決勝まで行けました(決勝までは)


今回はバニーホップのおさらい的な事を


※間違っていたらスマソ、今回も鵜呑みにせず参考程度に


2023SP レイアウト


とりまレイアウト

やはりアイガーEvoが一番目立ちつつも所どころひっそりと難しいところが



会場毎に違いが出るのでこれが正解といったことは無いのですが(強いていうなら優勝者が正解)

ザックリとCOポイントをおさらいしておきます



COP レイアウト

大体こんな感じでしょう


45度バンク
ここは勿論スタート直後の最も速度の無い状態での侵入
バンクスルーは必須

ブレーキがモロに引っかかると登り切れずに止まってしまいCOとなります
(通称 蝉 )


僅かに触る程度のかけ方でパワソで押し切る事も可能だったので
今回はダッシュ系のパワソでブレーキを蹴りきる事にしました



スロープ→ローリングフォール

45度バンクで速度を落とした状態での侵入

バンク→スロープという順番のセクションはフレキでの抜けが速いので心配だったのですが

特にそんなことも無く

速度帯によりますがローリングフォールを流しきれるだけの

ローラーセッティングで攻略可能かと思います

アイガー対策のブレーキ必須なこともあり

ここでスルーする必要性は無いと思うので意識はしていませんでした

マッハでも入った


念のためスラスト角を4度程入れてLCの心配も無くしておきました



20度バンク

意外とここがCOするポイントにも

まずギャップが出ていた気がします

速度を出していると飛び出しかけました


リヤローラーがやや高めだったのかなぁと

全体的にリヤが悪かった気がする



アイガーEvo

東京1ではCOしてしまいました(屋外の洗礼)

基本はガッツリブレーキを掛けていく事になりますが

中には20度バンクから引っかける人も

雨の日ではそれくらいやらなきゃ駄目でしたが

屋内や晴の場合は20度バンク当てなくても入る事が出来ました

再加速の良さが仇になるというレイアウトかと思います




ラビットホール
今回のレイアウトでの最大の難所かと思います

公式5レーンと向き合うこと



コースの置き方、調整、会場の建物状態等で難易度がちまちま変わるので

実際のコースをよく見てからセッティングを考えるくらいで調度良い気もします



とにかく真っすぐ落とす事

約1ⅿ程の高さから落とす為、不安定な空中滞在時間が長い

すこーし カタッ としたブレが隣のレーンに着地する事態に



フロントのスラダン、ピボットを装着してストローク量を小さくし

壁、床ギャップを受け流した上で元に戻る反発を抑える事が要求されている気がします

引っ掛かり防止と上抜け対策はしっかり施しましょう





こんなところですかね?

まだ愛知があったっけ参考になれば幸いです。


それでは

オタッシャデー

参考対象

オープン0.1中級者以上

ドーモ

ミ=ナサン

やき=うデス



なんか最近フレキについていろいろ聞かれたので

ザックリと適当な感想と推測で語りまする


ホントブログってこの点はいいよね

所謂つぶやきに近くなりますがTwitterは始めたけど文字数制限がね・・・

本当は言いたくない為あえて読みにくくします
頑張ってください
ほら、カーソルでドラッグすると見える奴が稀にあったりするじゃないですか


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MSフレキの利点

MSフレキは速いというお話は聞いたことがあるとは思いますが
なぜ速いのかと
たぶん真円から多少ずれても補正できるからじゃないかなぁとこの頃
元々私の視点だとMSフレキシブルとはサスペンション付きミニ四駆という概念ですので
路面の凹凸や多少真円から離れたタイヤでも微差を埋められるからなのではないかと思います
このことからバウンドと呼ぶに呼べないくらいの微振動に対して跳ねないからタイヤグリップを大きく生かすことができると思います
まことなる制震性とは物理学者が職業として日々研究しても良いほどの難しいものかと、ここまでがフレキによる恩恵かと思います


ここから減衰の利点を感じた範囲で。フレキ使いの方それぞれにより減衰ゴムの効力は認識が大きく異なることを感じました。中にはいらないよという方もいらっしゃいましたが決して間違ったことではないと思います。なぜなら必要ないレイアウトも存在することが確かだから。共通点として減衰ゴムを入れていない方はエアターンによるスロープ攻略を理想としているのかなぁと感じました。例えば某家電量販店等の限られた範囲で納めることが前提のレイアウトの場合、レイアウターさん視点で80m超えを作ろうとするとどうしてもスロープ2枚以下をグルグル回るレイアウトを作る羽目になったりする為に、某家電量販店でしか走らせていないプレイヤーさんから見るとDB5枚等の対策を視野に入れなくても良くなるんですよね。
ただし有料走行場や公式戦等の大きな面積であればDB4枚とかザラに来るので、複合としてスロープ2枚とDB4枚というレイアウトを作る場合どうしてもスロープ2枚に合わせなければならないケースがあったりします。よってDB4,5枚をエアターンで入れるセッティングにするわけにはいかなくなるので、にゅるっと戻る減衰効果には大きな利点があります。減衰がいまいち出来ない方は次の点が問題視として考えてみてはいかがでしょうか。ゴム、グリス無しでユニットがスルスル稼働するか、減衰用グリスを減衰ゴムのみに付けてないか、減衰用グリス事態スラダン用赤より柔らかくないか、そもそもサスペンション幅が小さくてセンターが地面についていないといったケースは見てきたテンプレです。とどのつまりですが減衰すらセッティングの一つとして考えるべきじゃないのかなぁと思います。



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それでも俺は片軸派!なら

感じたことは、片軸は玄人向けでMSフレキやMAより多い内部抵抗を如何に減るせるか、トルク抜けを防げるか、その管理が出来るかが勝負。片軸とMAの大きな利点は縦方向に対する強度が増しやすく強い点だと思います。たぶん私のブログやら見てきた方は私がフレキしか紹介してない的な印象を持つかもしれませんが・・・まぁ一通り聞いてくださいな。要は片軸やMAの方が平面速度は出しやすい点はあります。MSフレキは3分割というメリットと同時にこの辺の精度を出しにくいという弱点があったりします。この辺を抜きにしても、そもそもの問題として両軸に無いメリットが現行のサーキットやルールで生かしにくい問題もあると思います。5:1ギヤとクラウンギヤの存在が物語っていると思います
たぶん、同じ電力量でより長い距離を走行する、やたらと急角度を上り続けることに強い、1時間以上耐久レースに強いと思います、問題はそんなレースを見たことが無いということ・・・
この度B-MAXレギュレーションでVZを作ってハッキリした感覚が、ギミックマシン(MSフレキ含む)に負けない速度が出せることがわかってきましたので。ただ同じ速度を出した時MSフレキのがどうしてもコースに納まり易い点は否めません。この辺をどう補うのかがやっぱり課題になりました。。。あとオレンジクラウンがどうしても苦手な人でした・・・どなたかにご教授願えればと思います。とりあえず頂いたアドバイスは「異音はまず出る、それより実速度」は承知いたしました。



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ちょっと偏った感じになりましたが
まぁ体験談や推測なのでご理解頂ければ幸いです


また、ご教授いただければと思い書いた点もあるので
ご一緒にミニ四駆の発展の為に公開してもいい情報あるよーという心の広い方
コメントお待ちしております。



それではほどほどに

オタッシャデー


参考対象
初心者向け0.1B-MAX0.1GTA0.1オープン0.1中級者以上

ドーモ

ミナサ=ン


やき=うデス




今回は意外とややこしい
上りスロープ対策

自己流の簡易なマニュアルですが
参考になる様に適当に書いていきます

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ジャンプメニュー
・スロープとは
・「スロープが入らない」では対策が解らない
・再跳ね
・横ブレ
・飛びすぎ
・空中姿勢(ジャンプ姿勢)


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スロープとは
DB タミヤ
画像:タミヤ公式より

スロープとは一般的には坂道

ミニ四駆においてはよくあるセクションの一つで

主に赤い上り又は下りの坂道の事


初心者から上級者まで頭を抱えるセクション

マシンの速度が速くなるとコースアウト危険性(CO)がある為
空中での姿勢コントロールとジャンプの飛距離コントロールが求められる

路面温度、湿度、マシンの状態、
前後のレイアウトによっても難易度が大きく異なる事があり
自己流こそあれど、対策マニュアルが作りにくいと思います。



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「スロープが入らない」では対策が解らない

スロープと一言で言っても前後のレイアウト、
何処に何処が引っかかったのか?で対策が変わってくる

かなり多数のケースが考えられる為
実際、スロープが入らないと言われてもどうCOしたのかが解らないと
全く違う対策をしなければならない為に、一言で解決できない難しさがあります


ですが珍しい例を除くと大体
・再跳ね
・横ブレ
・飛びすぎ
・空中姿勢



この辺になってきます
スマホ等のスロー録画で
何故マシンがコースアウトしたのかという事を把握する事
がスロープ対策の第一歩です





スロープ実践例


例題としてこのレイアウトでの対策を書いていきます
所謂スロープ2枚と呼ばれるレイアウトです

右90→スロープ上り→ストレート2枚→左90


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再跳ね

跳ね

着地時、コースの壁に当たったわけでもないのに
着地の衝撃でマシンが浮き上がる現象
タミヤ公式からも良く指摘されるケースです

また3レーンとなると柔らかくてしなるから
コース自体が反動を返して来るんですよねぇ・・・



対策方法
マスダンパー
マスダン
画像:タミヤ公式より

基本としてマスダンパーの取り付けが初心者への指南としてオーソドックスかと
ただし、【ミニ四駆】初心者、速くなりたい時 まとめ【初心者向け】にも指摘した通り
重たいものを2カ所に付けるよりも
フロントやリヤだけでなくマシンの至る所に軽いマスダンを付けた方が効果が高くなります


また提灯等の 制震効果系 の改造も効果が高かったりします
提灯作製記事
【ミニ四駆】簡単なボディ提灯その① ボディ加工と塗装【動画連結記事】


提灯と合わせて使いたい
【ミニ四駆】リフターの使い方的なのを試行錯誤 【中級者以上向け】



タイヤ
ローフリクションかスーパーハードに
ミニ四駆のタイヤはゴム成分とプラ成分を混ぜて作られているようなのですが
ノーマルタイヤをそのまま使うとかなりの確率で跳ねます
過去記事【ミニ四駆】タイヤの基礎【ミニ四駆初心者向け】でも書きましたが
ノーマルタイヤは柔らかい方で裏を返せば反発し易いタイヤです
際はねを防ぐ為にタイヤに対してはなるべくゴムの要素を無くす事です

中径小径のペラタイヤにすることでゴムの反発要素を極端に減らすことが出来ます


MSフレキ
【ミニ四駆】MSフレキを作り サスペンション部~お辞儀防止
で書いた様にシャーシ自体が制震性能を持つMSフレキ等の改造を施すのも手段です
しかし、減衰が甘いと返って跳ねやすいシャーシと化してしまうので初心者には難しい方法かと思います
サスペンションがヌルっと戻るって凄く大事な事


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横ブレ
ケース2

何の変哲もないストレート着地なのにもかかわらず
コースの壁に当たったりしてCOしたり
空中で回る様に飛んでおり、ステーなどが引っ掛かる現象




対策前に知っておきたい事


スロープを登る際、ミニ四駆が左右どちらかに壁が付いていると
スロープ坂の対角線に向かって上る現象があります

対角上り

スローカメラで確認して初めて気が付くくらいなので本当に解りにくい
何故かこうなります

大きな原因としてはスロープの直前に右回り(コーナー)がある事です
恐らくコーナーを走る際、遠心力で押したコースから反発を受けるのでしょう(良く解らんけど

対策に入る前にこの現象の存在を頭に入れます


対策方法
リヤブレーキ
IMG_8022


意外と知られていないかもしれませんがリヤブレーキで多少でも左右のブレを修正出来ます


左右修正

原理としてはフロントから引っ張る運動が出来ると左右のブレが修正されていきます

FM系シャーシの使用利点としてフロントから引っ張る形の駆動形態が上げられますが
それの応用、リヤを止める動作を入れることでマシンが進む運動エネルギーを使って
フロントから引っ張る動作を作り
、左右のブレを多少修正することが出来ます

前後にブレーキを付けている場合は
摩擦を均等にするかリヤブレーキ摩擦を一番強くすることで改善面が見えてきます

参考
【ミニ四駆】ブレーキの使い方についてとかを【雑談的】


足回り

足回りとはタイヤ、ホイール、シャフト辺りの総称を指します
勿論ここが歪んで回っていると真っすぐ飛ばないので真っすぐになる様に
作りましょう

タイヤの外れかけ、ホイールの歪みや差し間違い、シャフトが曲がる
速度に直結するところなので綺麗に作りたいものです。。。


スラダン等に減衰が無い
スライドダンパーやアンカー等のダンパーにスラダン効果(ローラー部の横からの衝撃吸収)を持たせている場合
コーナーで押し込まれたバネが反発でマシンを弾き飛ばしている場合もあります
グリス切れ、グリスの粘度の見直しとダンパーのメンテナンスしてみましょう
参考にドゾ
【ミニ四駆】スラダン使用の件に付いて【動画連結記事】


上抜け対策ギミックを使う
ATやアンカー等の上抜けギミックで
そもそも引っ掛かろうがコース内に戻るギミックの採用も手でしょう


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飛びすぎ
ケース3


先のコーナーの壁に引っ掛かる又はコーナーも丸ごと飛び越すといった
飛距離が長い結果入らない状態が  ”飛びすぎ”  です
マシンの重心がそもそも飛び出している

対策方法
至ってシンプルでブレーキで飛距離を縮める
青ブレーキよりも赤ブレーキに変えるといったブレーキ性能を高めましょう
参考
【ミニ四駆】ブレーキの使い方についてとかを【雑談的】


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空中姿勢(ジャンプ姿勢)

ケース1
飛びすぎの応用として
バンパー、ローラーは当たるけど重心がコース内にある場合
空中姿勢を作る事によって入れる事が出来ます

正直この対策法は中級者以上向け

ここまで来るとコースの壁に引っ掛かったけど入ったという
ケースもありますがより速く入れたい人向けになるでしょう

原因としては頭上がりのジャンプ姿勢

空中姿勢

先端が上がっていた為にコーナーの壁の上にフロントローラーが位置するため
COや減速の原因になったりします


エアターン


フロントローラーをカーブの壁に入れれば入る事が多い為
中級者以上はよく「頭下がりのジャンプ」になる様にセッティングを組みます




対策方法
実は半ば怪しいところもあるので提案程度にご覧ください


車高を調整する
推測ですがフロントブレーキの接着時間が長くなると
フロントブレーキが支点となり結果として頭下がりになると思います

スラスト角を上げる
スラスト角を上げるとフロントローラーからフロントを下げる為頭下がりになる考え方

テールの調整及び装着
テールキャッチャーで調整するやり方もあります
付けるウェイトの重さや
根本を固定するかどうかもマシンによって対策方法が大きく変わるポイントです
テール


重心の管理
マシンの重心がどこにあるかを明確に調べて
前寄りのセッティングに
具体案として
フロントマスダンパー(提灯)を重いものにする
フロントを12-13㎜二段ローラー等のパーツ一つ一つを重い物にする 等

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うーむやはり難しい
普段は感覚や
自身のマシンの走りそのものを覚えておくと仮定し易いと思います
とにかく色々なレイアウトを経験するが何よりの近道なのではないかなぁ

それでは

オタッシャデー


※何故かアンカー出来ない修正作業が入る可能性があります
修正しますた、なんか表記状態が変わっただけらしい(専門家でないのでようわからん


画像:
タミヤ公式HP
アプリ「超速グランプリ」 
Mini4WD Online Track Editor より



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参考対象
オープン0.1中級者以上

ここ近年流行りに疎くなり
若者離れし始めたお年頃の私



今年の流行語大賞は
多分ションボリルドルフ





ドーモ

ミ=ナサン


やき=うデス




今回はモーター分解から取れるものをザックリと
メモっときます(個人メモ程度

まさか駄目になったモーター
捨ててませんよね?



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ジャンプメニュー

・モーターを分解する理由
・絶縁ワッシャー(チューン用
・油止めワッシャー
・絶縁ワッシャー(カーボン用
・ローターブッシュ
・モーターピン
・リング(というらしい

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モーターを分解してる理由

IMG_7780

タミヤ公式戦のルールにおいて
タミヤ製品以外の使用が禁止となっており

一度開けてしまったモーターはモーターとしての使用を禁止されています

モーターとしての使用は

んまぁ
タミヤさんがセーフと言えばセーフなので

・純粋に勿体ない
・代用しにくいパーツが多数
・思いの外使える場所がある
・軽量、剛性が安易に出来る

といった理由があるかと思います

更に何気で使えるパーツがモーターから取れるのである程度ご紹介致します


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絶縁ワッシャー(チューン用

絶縁ワッシャー

(約 単位㎜)
内径:1.7
外径:2.81
厚さ:0.33

主にノーマルモーターやチューン系から取れる
ビニール性かプラ性のワッシャー
520の内径の輪とサイズが合い易い為
軽量メタルスペーサーとしての使用も可能

ギヤの位置出し等に使えるので丹陽性の高いパーツ
メタルスペーサーの代用として使う場合は耐久性が無い分
ビスの締め付けによる変形などが見られる為
時々関渉を確認した方がいいかなぁと思います

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油止めワッシャー

絶縁ワッシャー 黒

(約 単位㎜)
 内径:1.7
 外径:3.39
 厚さ:0.26

たしかそんな名前だった気がする(知ってる方コメントお願いします
ハイパー等のカーボンブラシ系モーターから取れる
恐らくプラ性のワッシャー

ミニ四駆のパーツ種では最も薄いワッシャーなので(小ワッシャーより薄い)
ギヤの位置出しの微調整等で活用し易い


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絶縁ワッシャー(カーボン用

油止めワッシャー

(約 単位㎜)
 内径:1.68
 外径:3.39
 厚さ:0.5

カーボンブラシ系モーターから取れる
黒い油止めワッシャーの下に敷いてある
多分プラ性のワッシャー

あまり使ってないので詳しくないのですが
軽量大ワッシャーとして使えるのかな?
プラローラーのワッシャーとかに使えそうです

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ローターブッシュ

ローターブッシュ


所謂「お宝ワッシャー」はコレだったかと

モーターの下側(端子と逆側)のピンに入っており
回転するピンやコイル等を固定する役割


ピン打ちをやる際にローラーの固定の補助等の役割として使えます

カウンターギアのフローティング加工の際に
カウンターシャフトを中空ペラシャ(2㎜)で作ったりした場合にも
ギヤの固定の為に活用出来ます


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モーターピン(モーターシャフト

モーターピン

(約 単位㎜)
 太さ:1.95
 長さ片軸:38.07
 長さ両軸:45.00

ミニ四駆パーツの中では耐久性トップクラス

耐久性を見込んでローラーのビスの代わりにプレートに固定し、
ローラーを装着した「ピン打ち」や「ゆとりピン打ち」辺りでよく使用されている

また両軸用の長さはMSシャーシ(軽量以外)の
裏側の窪みにジャストフィットする為
接着剤で接着して捻じれ防止(トルク抜け防止)にも使われる


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リング(というらしい

コミテータ―
(約 単位㎜)
 内径:1.75
 外径:コミテーター側 2.66
   :中心部     5.87
   :コイル側    3.15
 全長:10.06

ブラシを当てて電気を流すコミテーターの土台(名前調べても解らぬ・・・
柔らかめのプラ製かと思う(詳しくないがABS樹脂よりは柔らかい

使用例として
コイル側(突起の付いている方)のみ切り落して
830の内側に打ち込むことで830でフローティング加工が可能となる(フローティングと呼べるかは解らないけど

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という事で
ザックリと紹介しました
寸法とかは個体差ありきなので目安程度にお願いします

?マークの場所はまた計りなおします


それではオタッシャデー


追記:
解体の姿
  ↓
 



_人人人人人人_
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