”やき=う始めました”がミニ四=駆始めました

ミニ四=駆を始めました やき=うデス ミニ四駆に関するアレコレやノウハウ的なものを適当に書いてます。YouTube制作もしており、動画連結記事も取り上げていきます。 静止画と動画の両面から確認出来る何かを作っているのでよろしければご利用ください

タグ:スロープ

参考対象
初心者向け0.1B-MAX0.1GTA0.1オープン0.1中級者以上

ドーモ

ミナサ=ン


やき=うデス




今回は意外とややこしい
上りスロープ対策

自己流の簡易なマニュアルですが
参考になる様に適当に書いていきます

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ジャンプメニュー
・スロープとは
・「スロープが入らない」では対策が解らない
・再跳ね
・横ブレ
・飛びすぎ
・空中姿勢(ジャンプ姿勢)


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スロープとは
DB タミヤ
画像:タミヤ公式より

スロープとは一般的には坂道

ミニ四駆においてはよくあるセクションの一つで

主に赤い上り又は下りの坂道の事


初心者から上級者まで頭を抱えるセクション

マシンの速度が速くなるとコースアウト危険性(CO)がある為
空中での姿勢コントロールとジャンプの飛距離コントロールが求められる

路面温度、湿度、マシンの状態、
前後のレイアウトによっても難易度が大きく異なる事があり
自己流こそあれど、対策マニュアルが作りにくいと思います。



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「スロープが入らない」では対策が解らない

スロープと一言で言っても前後のレイアウト、
何処に何処が引っかかったのか?で対策が変わってくる

かなり多数のケースが考えられる為
実際、スロープが入らないと言われてもどうCOしたのかが解らないと
全く違う対策をしなければならない為に、一言で解決できない難しさがあります


ですが珍しい例を除くと大体
・再跳ね
・横ブレ
・飛びすぎ
・空中姿勢



この辺になってきます
スマホ等のスロー録画で
何故マシンがコースアウトしたのかという事を把握する事
がスロープ対策の第一歩です





スロープ実践例


例題としてこのレイアウトでの対策を書いていきます
所謂スロープ2枚と呼ばれるレイアウトです

右90→スロープ上り→ストレート2枚→左90


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再跳ね

跳ね

着地時、コースの壁に当たったわけでもないのに
着地の衝撃でマシンが浮き上がる現象
タミヤ公式からも良く指摘されるケースです

また3レーンとなると柔らかくてしなるから
コース自体が反動を返して来るんですよねぇ・・・



対策方法
マスダンパー
マスダン
画像:タミヤ公式より

基本としてマスダンパーの取り付けが初心者への指南としてオーソドックスかと
ただし、【ミニ四駆】初心者、速くなりたい時 まとめ【初心者向け】にも指摘した通り
重たいものを2カ所に付けるよりも
フロントやリヤだけでなくマシンの至る所に軽いマスダンを付けた方が効果が高くなります


また提灯等の 制震効果系 の改造も効果が高かったりします
提灯作製記事
【ミニ四駆】簡単なボディ提灯その① ボディ加工と塗装【動画連結記事】


提灯と合わせて使いたい
【ミニ四駆】リフターの使い方的なのを試行錯誤 【中級者以上向け】



タイヤ
ローフリクションかスーパーハードに
ミニ四駆のタイヤはゴム成分とプラ成分を混ぜて作られているようなのですが
ノーマルタイヤをそのまま使うとかなりの確率で跳ねます
過去記事【ミニ四駆】タイヤの基礎【ミニ四駆初心者向け】でも書きましたが
ノーマルタイヤは柔らかい方で裏を返せば反発し易いタイヤです
際はねを防ぐ為にタイヤに対してはなるべくゴムの要素を無くす事です

中径小径のペラタイヤにすることでゴムの反発要素を極端に減らすことが出来ます


MSフレキ
【ミニ四駆】MSフレキを作り サスペンション部~お辞儀防止
で書いた様にシャーシ自体が制震性能を持つMSフレキ等の改造を施すのも手段です
しかし、減衰が甘いと返って跳ねやすいシャーシと化してしまうので初心者には難しい方法かと思います
サスペンションがヌルっと戻るって凄く大事な事


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横ブレ
ケース2

何の変哲もないストレート着地なのにもかかわらず
コースの壁に当たったりしてCOしたり
空中で回る様に飛んでおり、ステーなどが引っ掛かる現象




対策前に知っておきたい事


スロープを登る際、ミニ四駆が左右どちらかに壁が付いていると
スロープ坂の対角線に向かって上る現象があります

対角上り

スローカメラで確認して初めて気が付くくらいなので本当に解りにくい
何故かこうなります

大きな原因としてはスロープの直前に右回り(コーナー)がある事です
恐らくコーナーを走る際、遠心力で押したコースから反発を受けるのでしょう(良く解らんけど

対策に入る前にこの現象の存在を頭に入れます


対策方法
リヤブレーキ
IMG_8022


意外と知られていないかもしれませんがリヤブレーキで多少でも左右のブレを修正出来ます


左右修正

原理としてはフロントから引っ張る運動が出来ると左右のブレが修正されていきます

FM系シャーシの使用利点としてフロントから引っ張る形の駆動形態が上げられますが
それの応用、リヤを止める動作を入れることでマシンが進む運動エネルギーを使って
フロントから引っ張る動作を作り
、左右のブレを多少修正することが出来ます

前後にブレーキを付けている場合は
摩擦を均等にするかリヤブレーキ摩擦を一番強くすることで改善面が見えてきます

参考
【ミニ四駆】ブレーキの使い方についてとかを【雑談的】


足回り

足回りとはタイヤ、ホイール、シャフト辺りの総称を指します
勿論ここが歪んで回っていると真っすぐ飛ばないので真っすぐになる様に
作りましょう

タイヤの外れかけ、ホイールの歪みや差し間違い、シャフトが曲がる
速度に直結するところなので綺麗に作りたいものです。。。


スラダン等に減衰が無い
スライドダンパーやアンカー等のダンパーにスラダン効果(ローラー部の横からの衝撃吸収)を持たせている場合
コーナーで押し込まれたバネが反発でマシンを弾き飛ばしている場合もあります
グリス切れ、グリスの粘度の見直しとダンパーのメンテナンスしてみましょう
参考にドゾ
【ミニ四駆】スラダン使用の件に付いて【動画連結記事】


上抜け対策ギミックを使う
ATやアンカー等の上抜けギミックで
そもそも引っ掛かろうがコース内に戻るギミックの採用も手でしょう


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飛びすぎ
ケース3


先のコーナーの壁に引っ掛かる又はコーナーも丸ごと飛び越すといった
飛距離が長い結果入らない状態が  ”飛びすぎ”  です
マシンの重心がそもそも飛び出している

対策方法
至ってシンプルでブレーキで飛距離を縮める
青ブレーキよりも赤ブレーキに変えるといったブレーキ性能を高めましょう
参考
【ミニ四駆】ブレーキの使い方についてとかを【雑談的】


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空中姿勢(ジャンプ姿勢)

ケース1
飛びすぎの応用として
バンパー、ローラーは当たるけど重心がコース内にある場合
空中姿勢を作る事によって入れる事が出来ます

正直この対策法は中級者以上向け

ここまで来るとコースの壁に引っ掛かったけど入ったという
ケースもありますがより速く入れたい人向けになるでしょう

原因としては頭上がりのジャンプ姿勢

空中姿勢

先端が上がっていた為にコーナーの壁の上にフロントローラーが位置するため
COや減速の原因になったりします


エアターン


フロントローラーをカーブの壁に入れれば入る事が多い為
中級者以上はよく「頭下がりのジャンプ」になる様にセッティングを組みます




対策方法
実は半ば怪しいところもあるので提案程度にご覧ください


車高を調整する
推測ですがフロントブレーキの接着時間が長くなると
フロントブレーキが支点となり結果として頭下がりになると思います

スラスト角を上げる
スラスト角を上げるとフロントローラーからフロントを下げる為頭下がりになる考え方

テールの調整及び装着
テールキャッチャーで調整するやり方もあります
付けるウェイトの重さや
根本を固定するかどうかもマシンによって対策方法が大きく変わるポイントです
テール


重心の管理
マシンの重心がどこにあるかを明確に調べて
前寄りのセッティングに
具体案として
フロントマスダンパー(提灯)を重いものにする
フロントを12-13㎜二段ローラー等のパーツ一つ一つを重い物にする 等

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うーむやはり難しい
普段は感覚や
自身のマシンの走りそのものを覚えておくと仮定し易いと思います
とにかく色々なレイアウトを経験するが何よりの近道なのではないかなぁ

それでは

オタッシャデー


※何故かアンカー出来ない修正作業が入る可能性があります
修正しますた、なんか表記状態が変わっただけらしい(専門家でないのでようわからん


画像:
タミヤ公式HP
アプリ「超速グランプリ」 
Mini4WD Online Track Editor より



_人人人人人人_
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参考対象
B-MAX0.1GTA0.1オープン0.1中級者以上
ダブルスロープ


実は先日、人生で初めて2段スロープたるものを経験しました



やき=うデス







今回はあんまりサイト巡りしても見たことないなぁと思ったので

ダブルスロープの攻略法的な何かをお話します



一応クリアはしました





今回体験したレイアウトは

右180度→ダブルスロープ→2枚→右90度



の前提でお話します






感想から

まず角度が凄いことになりました。。。

COしてなんぼから入る派なので盛大にぶっ飛ばしてきまして


コースを囲う策はあったのですがそれをも飛び越す美しいジャンプとショップラン


幸い無事他の方に迷惑になる前に捕まえました




とりあえずマッハで!はやめようね!







1ブログ動画
ミニ四駆部分 アプリ「超速グランプリ」より





適当に書いたのでスロープ角度キツ杉サーセンwww




大事なポイントは


・最初の着地が2段目のスロープの中腹である事
・最初の着地がフロント→リヤの順で着く、故にリヤタイヤにかかる負荷が大きい
・最後にそこから再加速すること



上記の動作が一瞬で起こります






という事で私は大人しくJCハイパー2020で入れました





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ここから推測的な攻略に入ります

まず

COするなら原因が最初のスロープ時点で問題なのか2段目の再加速が問題なのかを見極める必要があります
その上で塩梅結果として通用しているのか?の自覚が一番の攻略




前提として2段目のスロープでは
リヤブレーキが働いていないという事がここまででお解かり頂ければ幸いです





私の経験上で箇条書きします

・前転パターン
・先2枚ストレート入らないパターン
・左右ブレでパターン





前転パターン
上記でも書いた通りリヤブレーキが2段目で働いていないという事で
ブレーキ不可をフロントに集中することがあるかと思います

ココがいやらしいところで、フロントブレーキが効きすぎて、前着地するとフロントを支点にリヤが90度を超えてきます
この場合はフロントのブレーキ負荷を抜いて残りリヤに付けましょう


ブレーキが関係していない場合は東北マスダンなどのリヤマスダンの可動域が広めのマシンをご使用している、またはフロントの重さに対してリヤの重さが軽すぎる可能性があります


可動域が広い場合はいっそ取ってみたり、マスダンを軽くしたり
リヤが軽すぎる場合はフロントを軽くするか、リヤを重くしましょう




先2枚ストレートが入らないパターン

ブレーキ負荷の不足です

純粋に摩擦が足りません

ですが、上記の前転パターンで記載した通り前後のブレーキバランスが重要だと推測されます

個人視点ですが
リヤ強めフロント弱めにして、前転を防ぐことを意識しつつ、前後で足し算のイメージでブレーキ負荷を付けましょう



実際マッハでも入れましたがフロント赤のクッションブレーキ と
リヤ青ブレーキで入りました






クッションブレーキとは?

ブレーキスポンジのフカフカした要素のみをブレーキ負荷として採用するものです
やり方は簡単で、ブレーキスポンジを張った上に更にブレーキスポンジを覆いかぶさるようにマルチテープを張ります
摩擦順に比例しており、赤(ピンク)ブレーキが柔らかくてブレーキ負荷が大きめ
緑や青ブレーキの様に低摩擦のブレーキスポンジは硬めでブレーキ負荷が小さめ
勿論、厚さが厚いほどブレーキ負荷が大きくなります

細かなブレーキ調整が可能になるので是非参考にどうぞ


追記:ブレーキ記事書いたのでやり方等
【ミニ四駆】ブレーキについて使い方とかを【雑談的】



左右ブレで入らないパターン

最後に左右ブレですが
まず、2枚ストレート先のカーブで引っ掛かった場合は「先2枚ストレートが入らない」に該当します
手前で着地しているのに左右ブレで入らない場合ですが
そもそも左右バランスがおかしい可能性が高いので

先日上げたシャフトの話の通りシャフトチェックをまず優先します

シャフトの記事
http://blog.livedoor.jp/yakiu_mini4wd_/archives/7112967.html



シャフトチェッカーでも問題なければ

・車体バランスが偏っている

・スロープ直前のカーブの影響でスラスト角が過度になっている

・シャーシがねじれている

という点が考えられます

特に、MSフレキの場合はユニットのサスペンションの掘り込みの差が激しいなどの点もありますのでもう一度車体を見直してみましょう


パーツが左右同じか?は勿論、各パーツは個体差で偏ってしまうので実際に左右の重さを計る方が賢明です


シャーシの問題以外の問題であれば
経験上思い切って提灯のマスダンパーの重さを左右で違うものにしてしまうのも手です(あくまで他レイアウトに悪影響を与えないと思う場合)


またはスラスト角を少し抜いたり
リヤブレーキの負荷をフロントより強くすると多少マシになったりします


追記:
左右ブレについて

リヤギミックをスラダン系で柔らかいものを採用していませんでしょうか?

LGバンパー、アンカー等、上抜け重視のギミックの場合
スラダンなどの横吸収を重視し、柔らかい場合が多く

速度に対し遠心力負荷を考慮すると車体がだいぶアウトコースに押し付けられる場合があります


つまり、コーナーエンドでそもそも対面斜めに向かってしまう事がチラチラ


速度重視の場合フロントギミックを硬めにする傾向をする方は
コーナーの終わりの後、対面側にローラーを付きやすい事が多いので

対策法としてリヤギミックをリジットくらい硬いギミック
またはリジットでジャンプの左右ブレが改善される場合があります








という感じでしょうかね


まだまだ私自身も修行中の身


新しい忍術(ミニ四駆技術)を精進するばかり




では、オタッシャデー

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