参考対象
初心者向け0.1B-MAX0.1GTA0.1オープン0.1中級者以上

ドーモ

ミナサ=ン


やき=うデス




今回は意外とややこしい
上りスロープ対策

自己流の簡易なマニュアルですが
参考になる様に適当に書いていきます

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ジャンプメニュー
・スロープとは
・「スロープが入らない」では対策が解らない
・再跳ね
・横ブレ
・飛びすぎ
・空中姿勢(ジャンプ姿勢)


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スロープとは
DB タミヤ
画像:タミヤ公式より

スロープとは一般的には坂道

ミニ四駆においてはよくあるセクションの一つで

主に赤い上り又は下りの坂道の事


初心者から上級者まで頭を抱えるセクション

マシンの速度が速くなるとコースアウト危険性(CO)がある為
空中での姿勢コントロールとジャンプの飛距離コントロールが求められる

路面温度、湿度、マシンの状態、
前後のレイアウトによっても難易度が大きく異なる事があり
自己流こそあれど、対策マニュアルが作りにくいと思います。



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「スロープが入らない」では対策が解らない

スロープと一言で言っても前後のレイアウト、
何処に何処が引っかかったのか?で対策が変わってくる

かなり多数のケースが考えられる為
実際、スロープが入らないと言われてもどうCOしたのかが解らないと
全く違う対策をしなければならない為に、一言で解決できない難しさがあります


ですが珍しい例を除くと大体
・再跳ね
・横ブレ
・飛びすぎ
・空中姿勢



この辺になってきます
スマホ等のスロー録画で
何故マシンがコースアウトしたのかという事を把握する事
がスロープ対策の第一歩です





スロープ実践例


例題としてこのレイアウトでの対策を書いていきます
所謂スロープ2枚と呼ばれるレイアウトです

右90→スロープ上り→ストレート2枚→左90


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再跳ね

跳ね

着地時、コースの壁に当たったわけでもないのに
着地の衝撃でマシンが浮き上がる現象
タミヤ公式からも良く指摘されるケースです

また3レーンとなると柔らかくてしなるから
コース自体が反動を返して来るんですよねぇ・・・



対策方法
マスダンパー
マスダン
画像:タミヤ公式より

基本としてマスダンパーの取り付けが初心者への指南としてオーソドックスかと
ただし、【ミニ四駆】初心者、速くなりたい時 まとめ【初心者向け】にも指摘した通り
重たいものを2カ所に付けるよりも
フロントやリヤだけでなくマシンの至る所に軽いマスダンを付けた方が効果が高くなります


また提灯等の 制震効果系 の改造も効果が高かったりします
提灯作製記事
【ミニ四駆】簡単なボディ提灯その① ボディ加工と塗装【動画連結記事】


提灯と合わせて使いたい
【ミニ四駆】リフターの使い方的なのを試行錯誤 【中級者以上向け】



タイヤ
ローフリクションかスーパーハードに
ミニ四駆のタイヤはゴム成分とプラ成分を混ぜて作られているようなのですが
ノーマルタイヤをそのまま使うとかなりの確率で跳ねます
過去記事【ミニ四駆】タイヤの基礎【ミニ四駆初心者向け】でも書きましたが
ノーマルタイヤは柔らかい方で裏を返せば反発し易いタイヤです
際はねを防ぐ為にタイヤに対してはなるべくゴムの要素を無くす事です

中径小径のペラタイヤにすることでゴムの反発要素を極端に減らすことが出来ます


MSフレキ
【ミニ四駆】MSフレキを作り サスペンション部~お辞儀防止
で書いた様にシャーシ自体が制震性能を持つMSフレキ等の改造を施すのも手段です
しかし、減衰が甘いと返って跳ねやすいシャーシと化してしまうので初心者には難しい方法かと思います
サスペンションがヌルっと戻るって凄く大事な事


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横ブレ
ケース2

何の変哲もないストレート着地なのにもかかわらず
コースの壁に当たったりしてCOしたり
空中で回る様に飛んでおり、ステーなどが引っ掛かる現象




対策前に知っておきたい事


スロープを登る際、ミニ四駆が左右どちらかに壁が付いていると
スロープ坂の対角線に向かって上る現象があります

対角上り

スローカメラで確認して初めて気が付くくらいなので本当に解りにくい
何故かこうなります

大きな原因としてはスロープの直前に右回り(コーナー)がある事です
恐らくコーナーを走る際、遠心力で押したコースから反発を受けるのでしょう(良く解らんけど

対策に入る前にこの現象の存在を頭に入れます


対策方法
リヤブレーキ
IMG_8022


意外と知られていないかもしれませんがリヤブレーキで多少でも左右のブレを修正出来ます


左右修正

原理としてはフロントから引っ張る運動が出来ると左右のブレが修正されていきます

FM系シャーシの使用利点としてフロントから引っ張る形の駆動形態が上げられますが
それの応用、リヤを止める動作を入れることでマシンが進む運動エネルギーを使って
フロントから引っ張る動作を作り
、左右のブレを多少修正することが出来ます

前後にブレーキを付けている場合は
摩擦を均等にするかリヤブレーキ摩擦を一番強くすることで改善面が見えてきます

参考
【ミニ四駆】ブレーキの使い方についてとかを【雑談的】


足回り

足回りとはタイヤ、ホイール、シャフト辺りの総称を指します
勿論ここが歪んで回っていると真っすぐ飛ばないので真っすぐになる様に
作りましょう

タイヤの外れかけ、ホイールの歪みや差し間違い、シャフトが曲がる
速度に直結するところなので綺麗に作りたいものです。。。


スラダン等に減衰が無い
スライドダンパーやアンカー等のダンパーにスラダン効果(ローラー部の横からの衝撃吸収)を持たせている場合
コーナーで押し込まれたバネが反発でマシンを弾き飛ばしている場合もあります
グリス切れ、グリスの粘度の見直しとダンパーのメンテナンスしてみましょう
参考にドゾ
【ミニ四駆】スラダン使用の件に付いて【動画連結記事】


上抜け対策ギミックを使う
ATやアンカー等の上抜けギミックで
そもそも引っ掛かろうがコース内に戻るギミックの採用も手でしょう


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飛びすぎ
ケース3


先のコーナーの壁に引っ掛かる又はコーナーも丸ごと飛び越すといった
飛距離が長い結果入らない状態が  ”飛びすぎ”  です
マシンの重心がそもそも飛び出している

対策方法
至ってシンプルでブレーキで飛距離を縮める
青ブレーキよりも赤ブレーキに変えるといったブレーキ性能を高めましょう
参考
【ミニ四駆】ブレーキの使い方についてとかを【雑談的】


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空中姿勢(ジャンプ姿勢)

ケース1
飛びすぎの応用として
バンパー、ローラーは当たるけど重心がコース内にある場合
空中姿勢を作る事によって入れる事が出来ます

正直この対策法は中級者以上向け

ここまで来るとコースの壁に引っ掛かったけど入ったという
ケースもありますがより速く入れたい人向けになるでしょう

原因としては頭上がりのジャンプ姿勢

空中姿勢

先端が上がっていた為にコーナーの壁の上にフロントローラーが位置するため
COや減速の原因になったりします


エアターン


フロントローラーをカーブの壁に入れれば入る事が多い為
中級者以上はよく「頭下がりのジャンプ」になる様にセッティングを組みます




対策方法
実は半ば怪しいところもあるので提案程度にご覧ください


車高を調整する
推測ですがフロントブレーキの接着時間が長くなると
フロントブレーキが支点となり結果として頭下がりになると思います

スラスト角を上げる
スラスト角を上げるとフロントローラーからフロントを下げる為頭下がりになる考え方

テールの調整及び装着
テールキャッチャーで調整するやり方もあります
付けるウェイトの重さや
根本を固定するかどうかもマシンによって対策方法が大きく変わるポイントです
テール


重心の管理
マシンの重心がどこにあるかを明確に調べて
前寄りのセッティングに
具体案として
フロントマスダンパー(提灯)を重いものにする
フロントを12-13㎜二段ローラー等のパーツ一つ一つを重い物にする 等

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うーむやはり難しい
普段は感覚や
自身のマシンの走りそのものを覚えておくと仮定し易いと思います
とにかく色々なレイアウトを経験するが何よりの近道なのではないかなぁ

それでは

オタッシャデー


※何故かアンカー出来ない修正作業が入る可能性があります
修正しますた、なんか表記状態が変わっただけらしい(専門家でないのでようわからん


画像:
タミヤ公式HP
アプリ「超速グランプリ」 
Mini4WD Online Track Editor より



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